QUIMERA FIRMWARE UPDATE

最新バージョン: 1.1

公開日: (リリース時に記入)

ファームウェアをダウンロード

Quimera_Firmware_Ver_1_1.bin

v1.0 からそのまま更新できます。
プリセットやサンプルなどのユーザーデータは消えません。
更新のしかたは、このページの下の「アップデート方法」をご覧ください。

v1.1 の新機能

トラッキングモード — 楽器に合わせて選べる 3 つのモード

FULL RANGE
FULL RANGE
GTR FAST
GTR FAST
MONO BASS
MONO BASS

ピッチトラッキングの応答を速くするため、特定の音域に合わせた 2 つのモードを追加しました。
TRACKER ページで緑ノブ(HNX)を押して選びます。

  • FULL RANGE: 全音域・ポリフォニック。これまでと同じ動作です。
  • GTR FAST: 検出音域をギターの音域(E2 以上)に絞り、応答速度を優先した新モードです。
  • MONO BASS: ベース向けのモノフォニックモード(E1〜E3)。低音域の素早い追従に特化した新モードです。

画面には各モードの検出音域(RANGE)、応答速度(SPEED)、ボイス(VOICE)が表示されます。

クリーンルート — 原音を合流させる場所を選択

MIX
MIX
FTR
FTR
FX
FX
TRU
TRU
LEVEL 画面のルート表示
LEVEL 画面

原音(クリーン)をシンセの経路のどこで合流させるかを、4 種類から選べるようになりました。
原音にもフィルターや FX をかけられます。
LEVEL ページで緑ノブ(DRY)を押して選びます。
MIX 以外を選ぶと、LEVEL 画面の DRY ノブの中央にルート名が表示されます。

  • MIX: 最終ミックスで合流します(これまでと同じ動作)。
  • FTR: フィルターの手前で合流します。原音にもフィルターと FX がかかります。
  • FX: FX の手前で合流します。原音にもエフェクトがかかります。
  • TRU: 信号処理を通さずに出力へ直行します(アナログスルー)。DRY ノブは効きません。

MIDI の強化

GLOBAL MIDI の OUT MODE
OUT MODE
  • CC102 でフットスイッチを遠隔操作: MIDI スイッチャーやシーケンサーから、本体を踏まずにプリセットを切り替えられます。値 0 でバイパス、1 / 2 / 3 で左 / 中央 / 右のスイッチがオンになります。
  • バンク指定なしのプログラムチェンジに対応: バンクセレクトを送らない機器からもプリセットを呼び出せます。今オンになっているフットスイッチに、指定したスロットのプリセットを呼び出します。
  • MIDI ノート出力の OUT MODE(ALL / ROOT): シンセ音の HNX 設定とは別に、MIDI 出力だけを基音に絞れます。ROOT にすると各音の基音だけを送り、倍音と判定された音は送りません。UTIL → GLOBAL MIDI / LOCAL MIDI で設定します。

GLOBAL 設定ページ(UTIL)

GLOBAL(THRU)
THRU
GLOBAL(MUTE)
MUTE
GLOBAL SETTING SAVED!
保存時の表示

プリセットに関係しない、本体全体の設定ページを UTIL に追加しました(LOCAL MIDI と ENCODER ASSIGN の間)。
UTIL を出るときに自動で保存されます。

  • BYP WET OUT(THRU / MUTE): DRY OUT と OUT の 2 系統で出力しているとき、バイパス中の OUT を無音にできます(これまでは原音がそのまま出力されていました)。
  • BANK SW(L+R / L+C / C+R): バンク切り替えに使うフットスイッチの同時押しを変更できます。

QUIMERA Librarian に対応

USB で専用アプリ「QUIMERA Librarian」(別途公開)と接続できるようになりました。
プリセットやサンプルのバックアップと管理、本体画面のミラー表示、ファームウェアの更新を PC から行えます。

  • USB で接続すると、これまでどおり「QUIMERA」ドライブとして認識されます。
  • ドライブを取り出す(eject)か、PRESET スイッチを長押しすると、ライブラリアンモードに切り替わります。
  • USB ケーブルを抜くと、通常の動作に戻ります。

アプリの使い方は QUIMERA Librarian の取扱説明書 をご覧ください。

v1.1 の改善・不具合修正

  • ピッチ検出の精度を向上しました。
  • 音を入れずに約 25 時間以上電源を入れたままにすると、フリーズすることがあった問題を修正しました。
  • USB ドライブを取り出した直後にフリーズすることがあった問題を修正しました。
  • プリセット名が正しく表示されないことがあった問題を修正しました。
  • MIDI CC34(FILTER OPTION の CLIP)を送っても反応しなかった問題を修正しました。
  • 無音の WAV をサンプルとして取り込むと、動作がおかしくなることがあった問題を修正しました。
  • エフェクト ON 時のノイズを低減しました。
  • 本体内部のストレージに誤って書き込み保護がかかることがある問題を、起動時に自動で直すようにしました。
  • そのほか、細かな不具合の修正と安定性の向上。

アップデート方法

ダウンロードした .bin ファイルを USB 経由で本体にコピーして更新します。
所要時間は数分で、プリセットやサンプルなどのユーザーデータは消えません。

  1. QUIMERA の電源を入れ、USB ケーブルで PC と接続します。「QUIMERA」ドライブが認識されます。
  2. ドライブ内の FIRMWARE フォルダを開き、中にファイルが残っていればすべて削除します。
  3. ダウンロードした .bin ファイルを FIRMWARE フォルダにコピーします。
  4. コピーが終わるのを待ち、必ずドライブを取り出して(eject)から USB ケーブルを抜きます。
  5. 電源を切り、USB ケーブルを抜いたまま電源を入れ直します。
  6. 「UPDATING... DON'T UNPLUG」と進捗バーが表示されます。表示中は電源を切らないでください。途中で画面が何度か止まって見えることがありますが、正常です。終わると自動で再起動します。
  7. 起動画面のバージョン表記が「VER. 1.1」になっていれば完了です。

QUIMERA Librarian からも更新できます。

うまくいかないときは、取扱説明書の「10-1. Firmware Update」の「うまくいかないとき」をご覧ください。